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2013年7月21日 (日)

23年度出題の解答ポイント解説

こんにちは、autobahnです。 ずいぶん時間があいてしまいました。

さて、二次試験まで早いもので2週間となってしまいました。みなさん、論文作成及びキーワード作成は順調でしょうか?最後の追い込みの状態と思います。最後まで、合格を目指して勉強を継続していきましょう!
  • 第6回は、問題より見る注意ポイントの解説です。
今回例題として選択したのは、23年度に出題された「必須問題」と「選択問題」です。今年からは、午前中の必須科目は択一問題となりますますので論文問題の対策は不要ですが、内容は選択問題の論文作成にも通じますので、参考程度に見ておいてください。
  1. 平成23年度 電気電子部門 必須問題
資源の少ない我が国の場合には、資源やエネルギーの有効活用が大きな課題であり、同時に地球環境保全も考慮すべきである。このような考えかたに基づき、資源やエネルギーの有効活用について、あなたの専門分野での事例を3つ挙げ、簡潔に説明せよ。そして、その中の1つについて、課題を詳しく説明し、その解決策について、あなたの考えを述べよ。
本問題の赤文字部分について、以下の事項に注意して解答します。
上記の赤文字部分について、次の内容に注意して解答を作成します。

  • 専門分野
必ず、自分の専門分野の視点による解答を作成してください。解答用紙には、自身の「部門」、「科目」、「専門とする事項」が記載されています。この内容か ら外れないようにしましょう。(試験官もここを確認すると思います)

  • 事例を3つ、その中の1つ
指定された数は、必ず守ってください。「3つ」と指定された場合は、2つ以下や4つ以上はNGと考えてください。試験官は、指定された数を必ず確認するは ずです。(4つ以上は、1つ当たりの記載量が減るため不利です)
  • 課題(課題解決能力)
その技術の課題を必ず記載してください。技術士の能力の1つに課題解決能 力があります。試験ではその能力を問います。よって、課題の抽出は必須項 目となります。
  • 解決策
自分の部門、科目分野での解決策を提案します。科目が電子応用の場合は、電子応用の中で解答するようにします。(他の科目での回答の場合、「あなた の専門分野」の指定から外れてしまいます)

  • あなたの考えを述べよ
設問では、”述べよ”というように指定が入ります。以下にその指定のポイントを記載します。

・説明せよ:    物事を明らかにすること。

・考えを述べよ:  考えを提示すること。

・論理的に述べよ:道筋を説明すること。また、具体的数値を示す。

・意見を述べよ:   ある物事や判断に対して持っている考えを述べること。

・考察せよ:         物事を明らかにするためによく調べて考えること。

電気電子では、2),3)の設問が多く出ています。特に必要なのは、根拠となる数値を使用して記述することです。数値が無いと高得点が得られないと思ってください。

次は記述量について、目安を記載します。あくまでも参考値です。

専門分野での事例3つ     ⇒ 1枚程度。

1つについて、課題を詳しく   ⇒ 1枚~1+1/4程度

解決策                               ⇒  3/4枚~1枚程度

記述量は、少なすぎても多すぎてもダメです。

・裏面への記載内容は、採点対象外。(昔は、NG)
・最後の空白行は、2行以下となるよう記述。

そのた、図や表は、1枚に1つ記載するように配慮してください。これにより、採点者への理解が深くなり得点を高くすることが可能になります。

次は、電気電子部門の選択問題です(問題は、電子応用)

2.平成23年 電気電子部門 選択問題

自然エネルギーの利用が近年ますます重要になってきている。太陽エネルギーを電気エネルギーに変換する技術に関し、未だに解決されていない重要な問題点を2つ挙げて説明せよ また、その解決方法についてあなたの考え電気電子技術者の立場から論理的に述べよ。

上記の赤文字部分について、次の内容に注意して解答を作成します。

  • 太陽エネルギー

「太陽エネルギー」とは書いていない。よって、光以外のエネルギーによる観点での記載も考慮する。問題をも見違えないようご注意。(太陽光によるソーラ発電、太陽熱による大気の対流にて発生する風力、大気の対流にて生じる低気圧での降雨での水力発電等なんでも考えられる。⇒意味を広げて解釈)

  • 問題点を
指定された数のつを必ず挙げます。2つ以外は、NGと考えてください。

  • 説明せよ
物事を明らかにする(既に前に説明した通り)

  • 電気電子技術者の立場

受験表に記載してある、部門、科目(専門とする事項)の視線で解答します。他部門での解答はNGと考えてください。科目まで合わせた視点ので解答を行いましょう。(設問に忠実に対応します)

  • あなたの考えを論理的に述べよ(専門的応用能力)

「あなたの考え」としているので、オリジナルな考えを解答するようにします。これは、特許の対策案に似ています。短時間での解答なのでキツイですが、考え抜きましょう。また、道筋を示して説明します。この時、具体的数値も記載しておきます。「論理的に述べよ=具体的数値の記載」と覚えましょう!

以上の内容に注意して論文の解答を作成してください。
その他、論文作成時に注意する事項を以下にまとめておきます。

3.論文作成時のポイント(まとめ)
  • 採点対象の部分を多く記述する。(はじめに、おわりには採点されない)
1枚問題は、問題の設問の解答のみを多く記述する。
3枚問題は、概要を2行程度記述後に、解答内容を記述。
  • 根拠となる数値を入れる。(既に何度が指摘している内容)

エンジニアなので数値記載が必要。(キーワードと一緒に記憶)

  • 専門分野を意識した解答が必要

選択した専門科目(私の場合は、電子応用)、分野での論文作成。解答用紙には、専門科目を記載。採点者は見ているハズ!

  • 文章は、空白残り3行以下まで記述する。
1枚問題は、2行以下。出来れは、1行以下まで記載。
3枚問題は、2行以下。出来れば、埋め尽くす。

※私が合格した試験では、3枚問題の解答を最後の行まで記載し、残りの5コマに「-以上-」と記述。論文作成の練習をすることで、実現できます。

技術士の二次試験は、8月の暑い中での受験です。勉強も途中でモチベーションが低下することもあると思います。でも、合格を目指して取り組んでください。与えられた環境は皆同じと思います。

残り2週間をどう使うかで合否が分かれることにもなります。試験の残り時間30分でもあきらめずに論文作成した者だけが合格を勝ち取ります。(私がそうでした)最後の気合を入れて、合格を勝ち取りましょう!

  • 自身の合格を信じて試験に向かってください。
あきらめずにチャレンジしていきましょう!
                                          -以上-

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